※Awarefyはセルフケアを目的としたアプリであり、医師やカウンセラーによる診断・治療の代わりになるものではありません。
「モヤモヤする」「なんか嫌な感じ」
自分の中に何かがあるのはわかるのに、それが何なのか、うまく言葉にできない。そんな感覚に覚えのある人は多いと思います。
この記事では、感情がうまく言葉にならないときに、少しずつ書き出していくためのやり方を紹介します。
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感情が言葉にならないのは、自然なことです
自分の感情をすぐに言語化できないのは、鈍感だからでも、感受性が乏しいからでもありません。
感情はもともと、はっきりした輪郭を持たない、あいまいなものです。むしろ「モヤモヤする」としか言えない状態こそが、感情のありのままの姿に近いともいえます。
無理に「これは悲しみだ」「これは怒りだ」と急いで名前をつけようとすると、かえって本当の感覚とずれてしまうこともあります。
まずは「言葉にならない」という状態そのものを、そのまま受け止めるところから始めてみましょう。
いきなり感情を書こうとしなくていい
感情そのものから書き始めようとすると、手が止まりやすくなります。おすすめなのは、感情ではなく「事実」や「体の感覚」から書き始める方法です。
まずは、何があったかだけを書く
感情を飛ばして、起きた出来事だけを箇条書きにしてみます。「〇時に〇〇があった」「〇〇と言われた」というように、感じたことではなく、起きたことだけを書き出します。
事実を書いているうちに、その周りにある感情が少しずつ言葉になってくることがあります。
体の感覚を手がかりにする
感情は、言葉になる前に体に表れていることがよくあります。「胸のあたりが重い」「肩に力が入っている」「息が浅い」など、体の状態を書き出してみると、そこから感情の輪郭が見えてくることがあります。
「近い言葉」をいくつか並べてみる
ぴったりの一言が見つからないときは、無理に一つに絞らず、近そうな言葉をいくつも並べてみる方法があります。
「悲しい、というより寂しい、というよりがっかりした、に近いかも」というように、候補を並べていくうちに、少しずつしっくりくる表現に近づいていきます。
色や天気、温度にたとえてみる
言葉そのものが出てこないときは、比喩を使うのもひとつの方法です。
「今の気持ちは何色っぽいか」「天気にたとえたらどんな感じか」「温度でいうと熱いか冷たいか」など、感情そのものではなく、感覚的なたとえから書き始めると、案外するすると言葉が出てくることがあります。
「〜な気がする」で止めていい
無理に断定しようとせず、「たぶん寂しいような気がする」「怒っているのかもしれない」というように、あいまいなままの表現で書き留めても構いません。
感情の言語化は、白黒はっきりさせる作業ではなく、少しずつ輪郭を近づけていく作業です。
書き出したものを、あとで見返してみる
その場で無理に答えを出そうとせず、書いたものを少し時間を置いてから読み返してみるのもおすすめです。
時間が経ってから読むと、「ああ、これは悔しかったんだ」というように、あとから言葉がしっくりくることがあります。
こうして書き出す・見返すという作業を繰り返していくと、自分がどんな出来事にどんな感情を抱きやすいか、少しずつパターンが見えてくることがあります。
日々の記録を蓄積していけるアプリを使えば、こうした振り返りがしやすくなります。Awarefyにも、感情を記録して後から見返せる機能があります。
誰かに見せるためではなく、自分のために書く
感情を書き出すとき、大切なのは「上手に書くこと」ではありません。誰かに見せる文章ではないので、文法や言い回しを気にする必要はまったくありません。
読み返して意味がわかるかどうかも、正直あまり重要ではありません。
書いている間、頭の中だけで抱えていたものが少し外に出る。その感覚があれば、それで十分です。
それでも、ずっとモヤモヤが晴れないとき
書き出しても、何日経っても同じモヤモヤが続く、あるいは涙が止まらなくなるといった場合は、感情の言語化という作業だけでは追いつかない状態にある可能性もあります。
そういうときは、無理に自分一人で言葉にしようとせず、話を聞いてくれる人や専門の窓口に頼ることも、選択肢のひとつとして考えてみてください。
まとめ|言葉にならない感情も、そのままでいい
感情がうまく言葉にならないのは、自然なことです。事実から書く、体の感覚から書く、たとえを使う、あいまいな表現のままにしておく。
いろいろなやり方を試しながら、自分に合う書き出し方を見つけてみてください。
一度で完璧に言語化できなくても構いません。少しずつ、自分の気持ちに近づいていくプロセスそのものが、気持ちを整理する助けになります。
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